「海のそなえプロジェクト実行委員会」(東京都港区)は、「海で楽しく安全に遊ぶためのおしゃれなファッションコーデ」を紹介する動画撮影を8月8日、逗子にあるプール付きの撮影スタジオで行った。次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。
当日は、司会にハリー杉山さん、ゲストコーディネーターとして女優でタレントの中山エミリさん、お笑い芸人コンビかが屋の賀屋さん、モデルの杉本愛里さんが参加し、3人が考案した「ライフジャケット」を「かわいく、かっこよく」着こなすコーディネートを披露した。
同委員会は「8月に入り、遊泳中の事故が全国の水辺で相次いだ。この悲劇を回避するには、水遊びをする際の『そなえ』を知ってもらうことが大切。その『そなえ』の一つがライフジャケットを装着すること。そこで海で楽しく安全に遊ぶためのオシャレなライフジャケット・ファッションコーデの提案をすることにした」と話す。
「家族で海にお出かけ」をテーマにモンベル社製品を選んだ中山さんは「子どもにこそライフジャケットが必要だと思い、蛍光色を選んだ。パパと息子、ママと娘でペアルックにコーディネートした」と説明し、「夏もかっこよく!クール&ビューティコーデ」を考案した杉本さんは「かっこいいコーデは難しかった」と話す。
「アクティブに動き回れ!磯遊びコーデ」をテーマにした賀屋さんは「派手で元気な色にチャレンジした。子どものジャケットは絵が画けるもの。遊びに行く前から親子で楽しめる」と話し、モデルのように歩いた後、プールに飛び込み、「このライフジャケットは完璧。水に入った途端にぷーっと膨らんで安全を確かめられた」と笑いを誘った。
このファッションショーの模様は、8月中に日本財団「海と日本PROJECT」公式ユーチューブチャンネルで公開される予定。
同委員会は「水遊びの際にはライフジャケットをおしゃれに着こなしながら、安全に過ごしてほしい」と呼び掛けた。