逗子・葉山の7つの寺で「湘南七福神 開運七カ所・福めぐり」が1月1日から開催される。令和初開帳となる期間は10日まで。
湘南七福神とは、逗子にある東昌寺(池子2)が福禄寿、延命寺(逗子3)が弁財天、宗泰寺(桜山7)が大黒天、光照寺(沼間2)が寿老人の4つ、葉山には玉蔵院(一色)が恵比寿、仙光院(長柄)が毘沙門天、長運寺(長柄)が布袋尊の3つ。1973(昭和48)年に「相州七福神」として開設された。
長運寺の遠藤陽仁住職は「7寺を巡ると距離にして14キロメートル。歩いても1日で回れるコンパクトさが特徴。令和最初のお正月でもあり、福を集めて回っていただきたい」と呼び掛ける。
七福神を巡って、朱印(各200円)を押してもらうことは年中可能だが、専用の色紙(800円)や福笹(700円)を購入できるのはご開帳の期間のみ。福笹は七福神の福顔(各300円)を集めて掛けると完成となる。
1月5日には長運寺で「福の市」が行われる。逗子・葉山の飲食店やハンドメイドの店など30店舗が出店する。実行委員の堤崎良子さんは「今年の正月に初めて開催し、たくさんの皆さんでにぎわった。今回は長運寺の駐車場が広くなり、出店者数も増える。サムゲタンやフレンチ、ハワイドーナツ、焼き芋、おでんなど世界各国の飲食が召し上がれ、8つの物販の店では手作り雑貨、衣類、アクセサリー、バッグなどトータルコーディネートができるほど。ヘッドスパや耳つぼなどのリラクゼーションもお試しいただける。七福神を巡りながら、福の市もお楽しみいただきたい」と話す。開催時間は9時~15時。
お笑いコンビ「金子とよ」のライブもある。「『福の市』に、笑う門には福来るで合うと思い、ライブをお願いした。11時、13時の2度の護摩祈願の後、同じ本堂で行う」と遠藤住職。
七福神開帳の時間は8時~17時。