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里山保全に向けチェーンソー体験 「里山整備の会」が 逗子で講座

チェーンソーを使って実際に丸太を切る練習をする参加者

チェーンソーを使って実際に丸太を切る練習をする参加者

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逗子の神武寺駐車場(逗子市沼間2)で4月1日、「里山保全などに関わるチェーンソー初めての方向けの基礎講座と玉切り体験」が行われた。

講師の説明を聞く参加者たち

里山を守るには技術が必要だと昨年6月から神武寺の裏参道ややぐら周辺で活動してきた「神武寺の里山整備の会」が主催した。「参道整備の様子を見て興味があった」「将来、里山に住みたいから」などと30~70代の約20人が参加した。

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当日の実習では、チェーンソーの構造や取り扱い方の説明の後、ブレーキ確認やエンジンの始動方法を学び、丸太の玉切りや受け口の作り方などを体験した。参加者からは「初めてチェーンソーを使いワクワクした」「体の使い方が難しかった」「木を切る楽しさを知った」「立ち枯れによる里山の危険な現状が理解できた」などの声が聞かれた。

 共催した「復興ボランティアタスクフォース」の高田昭彦さんは赴任後、縁のできた新潟県で中越地震、中越沖地震が起きた際、ボランティアを経験した。「初心者でも、小さな手伝いでも感謝された」と、それから約10年、休日は災害ボランティアや森林ボラティアを続けている。チェーンソーの実習は、現在の居住地の近く、川崎の多摩川河川敷で行っている。「チェーンソーは被災地で非常に役に立つが、きちんと学ばずに使っている人が多く、まずいと感じていた」と言う。

 逗子での実習は、川崎で参加した一人が神武寺の住職の高校の同級生という縁で依頼があり実現した。里山は樹木を伐採することにより若さが保たれ、枯れ木を取り除くことで草花の種の多様性が維持されるという。高田さんは「この活動は続けていきたい」と意気込みを見せる。

 今後の予定についての問い合わせはメール(fukkou.volunteer@gmail.com )で受け付けている。

講習ではないが、次回の神武寺参道の伐採作業は5月12日26日。