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逗子の商店会が飲食店の英語メニューとマップ作成 外国人おもてなし事業

(左から)英語メニューのデザインを担当した佐藤浩子さんと英訳を担当した江盛早織さん

(左から)英語メニューのデザインを担当した佐藤浩子さんと英訳を担当した江盛早織さん

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 新逗子通り商店会(逗子市逗子2)は外国人のおもてなし事業として、飲食店の英語メニューと「英語メニュー設置店マップ」を作成した。設置店には8月2日から、ロゴマークステッカーが掲示されている。

完成した英語メニュー

 同商店会はJR逗子駅と京急新逗子駅を結ぶ、人通りの多い場所にあり、77店舗のうち、半数が飲食店。毎年1~2回開催されているはしご酒イベント「ずし呑み」でも中心になって運営し、他の商店街と一緒に町の活性化を図っている。

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 事業の取りまとめ役、石渡聡一郎さんは「逗子の米軍家族住宅に住む約3000人の皆さんにももっと飲食店を利用していただきたいし、2020年東京オリンピックを見据えて、外国人の方々へのおもてなしができればと、神奈川県商店街魅力アップ事業として取り組んだ」と説明。

 英訳を担当した江盛早織さんは「そば屋など和食のメニューやオリジナリティーの高いメニューには苦労した。日本人ならば『枝豆』と書いてあればどんなものが出てくるか分かるが、外国人に対して枝豆がどういう状態で、どんな味で提供されるか説明を加えることに時間が必要だった。あらためて日本食の奥深さを感じた」と話し、デザインを担当した佐藤浩子さんは「メニューは英訳すると文字数が多くなってしまうので、改行の位置など見やすさを工夫した。辛さの度合いなどはアイコンで対応。マップは外国人の方が店に入るきっかけになってくれたら」と期待する。

 今回、英語のメニューを取り入れた洋食「ふたみ」(逗子市逗子6)の店主、瀧川健二さんは「私も英語で対応できるが、英語のメニューがあれば外国のお客さんも目で見て確認できて、安心すると思う」と取り組みを喜ぶ。

 江盛さんは逗子を中心に地元の人と外国人がつながりを持てるようにという「Locals and Foreigners Meetups in Zushi」を企画している。「集まった仲間と話していても、英語メニューがあって外国人を受け入れてくれるというステッカーが店先にあればとても入りやすいと思った。観光で来ている外国人だけでなく、住んでいる外国人のためにも、今回のマップがもっとバージョンアップしていけたら」と話す。

 マップは参加店26店舗に設置されている。

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