ランニングステーション・アウトドア用品店「Outside.8(アウトサイドエイト)」(逗子市逗子1、TEL 046-854-7480)が11月22日、JR逗子駅そば、なぎさ通り沿いにオープンした。
ランニングステーション・アウトドア用品店「Outside.8」の外観
店前の信楽焼タヌキが目印だった老舗居酒屋店を全面改装し、大きな窓にカウンターを付け開放感のあるアウトドアの拠点に生まれ変わった。シャワールーム2つを備え、ランニングやトレランの前後に着替えたり汗を流したりして帰宅できる。駅周辺になかった施設で、プレオープンにはアウトドアを趣味とする多くの人が集まった。
店主のたき本圭介さんはサーフィンやスケートボードなどのアウトドア用品輸入販売を主とする「サングロウ」に10年勤務し、その後、自社サーフィンブランド「SURF8」を引き継ぎ、「サングロウワークス」のCEOとして企画開発、販売などを行ってきた。
「父の会社の保養所が逗子にあったので小さい頃から逗子にはよく来ていた。小学生の頃、初めて波乗りしたのも逗子海岸。逗子に移転したきたきっかけはサーフィン業界の大先輩が小坪にいたのも大きい」というたき本さんは「コロナ禍に増えたアウトドア人気も今は熱が冷め、次の段階を探っていた。海との関わりが多いが、山を走る気持ち良さも改めて感じ、逗子ならば海も山も楽しめる。しかも都心から1時間。市外県外からも仕事の疲れを癒やしに来てもらえたら」と話す。
店内には「SURF8」の商品をはじめ、「ALTRA FOOTWEAR(アルトラ・フットウエア)」のシューズや「ニューハレ」のテーピングなどをそろえる。瓶ビールやサイダーなどドリンクも販売する。
アクティブハイキングやトレイルランニングなども企画している。「ただ歩く、走るだけではなく、ウエルネスな要素も盛り込み、森林浴や潮風浴を感じながら、地域の歴史や文化などを知ってもらえるような企画にしている」という。次回は12月7日に開催予定。「来年は心身が元気になるさまざまな体験会をもっと開いていきたい」とたき本さん。
営業時間は10時30分~18時(土曜は8時~、日曜は8時~17時)。火曜・水曜定休。