
逗子市商工会(逗子市沼間1)が現在、9月にオープンを予定するコワーキングスペースの愛称を募集している。
開設予定の場所は、逗子郵便局ほぼ向かいにある同市所有の3階建ての「逗子会館」(逗子5)で、1階に「中部地域包括支援センター」「消防団」、2階に「パブリックサービス」が入居している。
コワーキングスペースとなる部屋は1階~3階の各1室。1階は43平方メートルでオープンキッチンやシャワーもある。2階は約55平方メートル、3階は約70平方メートルで、2020年にワーケーション実証実験事業として同市と取り組んだ戸田建設がリノベーションした会議室のしつらえのまま整っている。
現在、遊休公共資産となっている立地の良い同スペースを同市商工会が運営し、仕事を生み出す場作りを始めることになった。商工会職員の栗原大輔さんは「まず多くの市民にこのコワーキングの存在を知ってもらい、親しみを持ってほしいので愛称を募集することにした」と話す。
「誰かの不得意は誰かの得意」という考えの下、レンタルスペース、シェアオフィスとして、創業支援をはじめ、交流会やマッチングなどもできる場所にしていくという。
愛称は親しみが持て、分かりやすく覚えやすいもので、人を引きつけ、コンセプトなどが反映されているものがポイントとなる。名付け親1人(先着順)には特賞の賞品として葉山牛を扱う精肉店「冨士屋」(逗子市逗子2)「特選高級デリカ カタログギフト」を贈る。ほか、逗子市特産品や市内で利用できる食事券を用意する。
応募は7月28日まで、逗子市商工会のホームページで受け付ける。決定した愛称は、8月開催のお披露目会で発表する。