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マーロウが限定「葉山夏みかんクラフトビール」 41周年記念で

41周年限定「葉山夏みかんクラフトビール」完成を喜ぶマーロウ社員の(左から)三輪夏葉さん、林美柚さん(提供=マーロウ)

41周年限定「葉山夏みかんクラフトビール」完成を喜ぶマーロウ社員の(左から)三輪夏葉さん、林美柚さん(提供=マーロウ)

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 ビーカー入り手作り焼きプリン専門店「マーロウ」が6月1日、葉山のクラフトビール醸造所「Brewstars Yacht Club Hayama Brewing(ブリュースターズ ヨットクラブ 葉山 ブリューイング)」(葉山町堀内)で造った「葉山夏みかんクラフトビール」の販売を始めた。同ビールは、6月6日に本店レストラン(横須賀市秋谷)がオープン41周年を迎えるに当たり、限定で醸造したもの。

クラフトビール醸造所「Brewstars Yacht Club Hayama Brewing」で菊池文武社長と(提供=マーロウ)

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 葉山小学校(葉山町堀内)前にある同醸造所の建物はもともと「マーロウ」のプリン製造工場で、その後、2019年6月25日までの15年間は「葉山店」として営業していた。醸造所は2022年6月にオープンし、翌2023年にはマーロウ39周年記念商品ペールエール「マーロウビール復刻版デザイン」を醸造した。

 昨年、新入社員研修でビール造りを体験した社員が41周年記念ビールを造るならば関わってみたいと、「味の決め手」となる葉山夏ミカン搾りや皮むきのほか、瓶詰めやラベルデザインなどに挑戦した。葉山マリーナ店の林美柚さんは「夏ミカンを搾る機械は上からギューッと押さえなくてはならず、かなりの重労働だった。味はもっと甘くなるかと思ったが、苦みもあり、爽やかに仕上がった。味の濃いチョコ系のプリンに合うと思う」と自信をのぞかせる。

 「ビール好きの父親の影響もあってビールが好き」という葉山出身の三輪夏葉さんはラベルのデザインも担当。「本店にある赤い丸看板と本店からのすてきな夕日を取り入れて、わざと洗練しすぎないデザインにした」と話し、「葉山には夏ミカンの他にも地元の味があるので、また違う素材でも造れたら」とも。

 醸造所の菊池文武社長は「うちの店舗はマーロウの副社長や社員の皆さんの思い出がある場所なので、一緒に葉山を盛り上げていければ、ローカルブルワリーを目指している当店としてはうれしい」と喜ぶ。

 マーロウ広報の渡部さおりさんは「限定700本なので、すぐに完売しそう」と手応えを感じている。

 内容量は330ミリリットルで、価格は836円。秋谷本店、葉山マリーナ店、逗子駅前店、逗葉新道店、鎌倉駅前店、三軒茶屋店のみで扱う。

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