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葉山町制施行100周年記念式典 姉妹都市・友好都市からも祝いに

オープニングの国歌、町歌は葉山中学校&南郷中学校の吹奏楽部が合同演奏し、葉山町合唱連盟が合唱

オープニングの国歌、町歌は葉山中学校&南郷中学校の吹奏楽部が合同演奏し、葉山町合唱連盟が合唱

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 葉山町制施行100周年記念式典が10月26日、葉山町福祉文化会館ホール(葉山町堀内)で開催された。

葉山町・山梨崇仁町長式辞

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 2025年1月に町制施行100周年を迎える同町が歴史的な節目を祝うための式典で、葉山町合唱連盟の合唱、葉山中学校、南郷中学校の吹奏楽部の演奏による国歌、町歌斉唱で始まった。

 山梨崇仁葉山町長は10分以上にも及ぶ式辞で「1889(明治22)年4月、6つの村が1つになり葉山村ができた当時は人口約5600人(10月現在=3万1931人)だった。その後、1925(大正14)年1月1日、葉山村が葉山町になり100年、静養と癒やしの町、御用邸のある町として日本中に知られるようになった」と始まり、10月の東京商工リサーチ発表によると「社長の住む区町村」では東京以外で1位であることや、100歳以上が58人も住む長寿の町であることなどを紹介。「人もペットも、よりすてきに楽しく生きるウェルビーイングを実践できる町となることを次期、総合計画に設定する。先人の培った町の変わらない素晴らしさを守り、磨き、後世に受け継ぎたい。未来の子どもたちに葉山に住んで良かったと思ってもらえる持続可能な町を目指し、役場一同、尽力したい」とまとめた。

 来賓代表として、浅尾慶一郎環境大臣、平田良徳神奈川県副知事、桐ケ谷覚逗子市長らが祝辞を述べ、姉妹都市・草津町の黒岩信忠町長、御用邸友好都市・下田市の松木正一郎市長、那須町の平山浩之副町長が地元の紹介とともにあいさつした。

 式の中で、記念事業として募集したマンホールデザインコンテストの表彰式と、この先 100 年の未来を担う子どもたちの意見(夢)を募集した作文コンクール(葉山ロータリークラブ主催)の表彰式も行った

 作文コンクールで最優秀賞を受賞した一色小学校5年、林昇平さんは作品「トビウオと明日へ」で、ヨットの練習中、飛ぶトビウオに励まされ、海と山と空が落ちていく夕焼けに感動し、そんな大事な自然を欠かさないために1日1つ、毎日ごみを拾うことを始めたと書きつづった。

 一般町民が自由に参加できる祝いの会は来年1月7日の「新春のつどい」を予定している。

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