
「リビエラ逗子マリーナ」(逗子市小坪5)が9月12日、特別企画「Moomin RIVIERA VACANCES(ムーミン・リビエラ・バカンス)」を秋限定で始め、10月1日には特別客室「ムーミン スペシャルルーム」の宿泊もスタートした。
ムーミンはフィンランドの作家、故トーベ・ヤンソンさんが小説や絵本などで描いた作品。同企画は今年で出版80周年を迎えたムーミンとのコラボレーションで展開している。
オリジナルグッズやレストランで提供するコースターはコミックス「南の海で楽しいバカンス」で描かれているもので、ホテルのガラスアートは小説「ムーミンパパ海へいく」からのアートを取り入れている。レストランではイベントに合わせた期間限定メニューを提供する。
同マリーナを経営するリビエラ(東京都港区)専務の渡邊華子さんは「ムーミン谷で暮らすムーミン一家が遠く離れた南の島(リビエラ)でバカンスを過ごす非日常のストーリーが、ホテルのコンテンツ、湘南のリゾートで過ごすラグジュアリーリゾートブランドと親和性を感じる。宿泊、食、アートを通じて体感してもらえたら」と話す。
10月10日~13日にはタオル美術館(愛媛県今治市)協力の下、特別展示「ムーミン タオルアート」も開催。
同マリーナ内の「MALIBU HOTEL」とトレーラーホテル「SPACE KEY POINT」の、ムーミン谷のキャラクターのアイテムを用意した特別室は1日1室限定。
リビエラは2001(平成13)年にマリーナ事業を始め、環境保全活動に力を入れ、国際環境認証ブルーフラッグを取得している。渡邊さんは「ムーミンたちが過ごしたリゾート地・リビエラに思いをはせ、自然と共生していく大切さを再認識しながら、ムーミンの物語に没入してもらえれば」と利用を呼びかける。
11月30日まで。