リリース発行企業:ライブ・ビューイング・ジャパン
株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン(所在地:東京都港区、代表取締役社長:青木 普起)は、小学生以下の子どもを持つ親を対象に「子育て世代のエンタメ消費とライブ・ビューイングへの関心」に関する調査を行いました。
<調査サマリー>
・「行きたいのに行けない」子育て世代が約8割!理由は「預け先」と「時間の確保」
小学生以下の子どもを持つ親の約8割が、行きたいのに行けない状況が「多い」と感じていることが判明。理由として「子どもの預け先がない」「時間がない」といった物理的なハードルが上位になりました。
・参加経験者、未経験者の約7割が、今後ライブ・ビューイングに参加したいと回答
今後のライブ・ビューイングの参加意向を聞いたところ、「参加したことがあり、今後も参加したい」「参加したことはないが、今後は参加してみたい」が約7割に上りました。
・子育て世代に響くメリットは「遠征不要」!移動の負担減が大きな価値に
ライブ・ビューイングの魅力として「大スクリーン・大音響」が最多となった一方で、約3割の方が「遠征しなくても観られる」と回答し、利便性に関するメリットも上位になりました。
・現実的にライブ・ビューイングに行けると回答した方は9割以上に上る結果に
現在の生活状況でライブ・ビューイングに行けるか尋ねたところ、大多数が「すぐにでも行ける」「条件が整えば行ける」と回答しました。子育て世代がライブやコンサートから離れているのは「行けないから」ではなく、「行くための環境が不足しているから」であることが判明しました。
<調査概要>
【調査期間】2025年11月19日(水)~2025年11月20日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】調査回答時に小学生以下の子どもを持つ親と回答したモニター
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンが実施した調査によると……」
◆ライブやコンサートに行きたいのに行けない子育て世代の現状

はじめに、「子どもが生まれる前と比べて、ライブやコンサートに行く回数は変化したか」について尋ねたところ、約8割が『とても減った(43.9%)』『やや減った(31.9%)』と回答しました。
大多数が「減った」と回答しており、子どもが生まれた後はライブやコンサートへの参加機会が減少していることが明らかになりました。子どもがいることによる時間的制約や外出のハードルが、ライブやコンサートへの参加を抑制していると考えられます。
次に、「ライブやコンサートに行きたいと思うけれど行けないことが多いか」について尋ねたところ、約8割の方が『とても多い(40.2%)』『やや多い(41.8%)』と回答しました。
子どものいる親の多くが、ライブやコンサートに行きたいという意欲を持ちながら、参加を断念している状況が浮き彫りとなりました。
では、どのような理由で行きたいのに行けないのでしょうか。

前の質問で『とても多い』『やや多い』と回答した方に、「ライブやコンサートに『行きたい』と思うけれど行けない理由」について尋ねたところ、『子どもの預け先がない(57.2%)』が最も多く、『時間の確保が難しい(56.0%)』『チケット代や交通費など、費用の負担が大きい(48.9%)』と続きました。
「子どもの預け先がない」が約6割と、外出が難しいことが大きく影響していることがうかがえます。また、「時間の確保が難しい」「費用負担が大きい」といった、時間と金銭面のハードルも示されました。
◆子育て世代に広がるライブ・ビューイングの認知と関心
では、コンサートや舞台などのライブエンターテイメントを、映画館で鑑賞できるライブ・ビューイングという選択肢は、どの程度知られているのでしょうか。

「『ライブ・ビューイング』を知っているか」と尋ねたところ、『内容までよく知っている(53.2%)』『名前だけ聞いたことがある(34.0%)』と、存在を知っている方が約9割に上り、鑑賞手段として広く浸透している様子がうかがえます。
実際にはどの程度の方が参加したことがあり、今後の利用も視野に入れているのでしょうか。
「これまでにライブ・ビューイングに参加した経験と、今後参加してみたいと思うか」について尋ねたところ、約7割が『参加したことがあり、今後も参加したい(27.7%)』『参加したことはないが、今後は参加してみたい(42.7%)』と回答しました。
これにより、興味・関心の高さがうかがえ、子育てによる制約がある中でも楽しむ選択肢として受け入れられつつあることが示されました。
前向きな意見が多いことがわかりましたが、それはライブ・ビューイングにどのような価値を感じているからなのでしょうか。

「ライブ・ビューイングにどのような価値やメリットを感じるか」について尋ねたところ、『大スクリーンと大音響で臨場感を味わえる(49.1%)』が最も多く、『周囲のファンとの一体感を味わえる(拍手・歓声など)(33.4%)』『遠征しなくても観られる(30.7%)』と続きました。
「大スクリーンと大音響による臨場感」を挙げた方が最も多く、体験の質を重視する層に支持されている様子がうかがえます。
また、「周囲のファンとの一体感」や「遠征せずに観られる」といった利点も評価されており、ライブ・ビューイングは「会場に行かなくてもその魅力を十分に味わえる」方法と認識されていることが明らかになりました。
では、ライブ・ビューイングで視聴したいと思うコンテンツにはどのような傾向があるのでしょうか。
ここからは、ライブ・ビューイングに『参加したことがあり、今後も参加したい』『参加したことはないが、今後は参加してみたい』と回答した方にうかがいました。

「ライブ・ビューイングで視聴したいと思う内容」について尋ねたところ、『国内アーティスト(76.7%)』が最も多く、『海外アーティスト(K-POP除く)(33.4%)』『アニメ・声優・ゲーム(27.3%)』と続きました。
「国内アーティスト」が圧倒的に支持されており、身近なアーティストの公演を映画館などで気軽に楽しみたいというニーズが高いと考えられます。
また「海外アーティスト」や「アニメ・声優・ゲーム」も一定の支持があり、会場に足を運びにくい子育て世代にとって、ジャンルを問わず好きなコンテンツを自分に合った環境で楽しめる手段としてライブ・ビューイングが受け入れられつつある状況がうかがえます。
◆「ライブ・ビューイングに現実的に行ける」親は9割以上!
では、実際に現在の生活状況を踏まえて、ライブ・ビューイングに参加できる方はどの程度いるのでしょうか。
引き続き、ライブ・ビューイングに『参加したことがあり、今後も参加したい』『参加したことはないが、今後は参加してみたい』と回答した方にうかがいました。

「現在の生活状況を踏まえて、ライブ・ビューイングに現実的に行けるか」について尋ねたところ、『すぐにでも行ける(31.6%)』『条件が整えば(託児・時間の確保など)行ける(63.6%)』と回答した方が9割以上に上りました。
大多数が「行ける」と回答したことから、子育て中でもライブ・ビューイングなら参加できる方は多いことが明らかになりました。
まとめ:子育てとライブ・コンサート参加の両立の壁と、ライブ・ビューイングが果たす役割
今回の調査で、子育て世代のライブ・ビューイングへの興味の程度や参加するために必要なサポートが明らかになりました。
子どもが生まれる前と比べて、ライブやコンサートへの参加回数が減った方が多く、約8割の方が「ライブやコンサートに行きたいけれど行けない」という思いを抱えていることがわかりました。
ライブ・ビューイングについては大多数が認識しており、「参加したい」と思っている方は約7割いるという結果となりました。
子育て世代に移動などの負担を抑えながら楽しめる手段として受け入れられている様子です。
現実的にライブ・ビューイングに行けるかについては、9割以上が「行ける」と回答しており、参加のハードルは低いということもわかりました。
ライブ・ビューイングは、移動などの負担が少なく、映画館などの落ち着いた環境で鑑賞できることから、子育て中でも参加しやすいスタイルといえます。

■会社概要
株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン
東京都港区西麻布3-24-20 KASUMICHO TERRACE 8階
コンテンツサイト:https://liveviewing.jp/
コーポレートサイト:https://liveviewing.co.jp/
設立:2011年6月2日
主な事業内容 :コンサート、舞台、イベントなどのライブエンターテインメントを国内外の映画館等に中継、及びインターネット配信。映画やコンサートフィルム、ドキュメンタリーなど収録物の企画、配給。アニメ・ゲームなどの新規IPの企画開発、ならびにマネジメント。