神奈川県川崎市にある社会医療法人財団石心会 川崎幸病院(神奈川県川崎市幸区/病院長:山本晋)では、2025年7月より看護師支援の取り組みとして、「ペットと暮らす看護師さん」プロジェクトを始動いたしました。
本プロジェクトは、日々医療の最前線で働く看護師が、ペットと共に安心して暮らせる環境づくりを目指すもので、動物を愛する職員たちの声をもとに発足しました。
医療機関ではまだ導入例の少ない取り組みで、働く看護師一人ひとりの“家族”にも寄り添う、新たな福利厚生のかたちです。

命と向き合う現場で働く看護師たちにとって、オフの時間に心を癒してくれる存在
――そのひとつが“ペット”です。
「一人暮らしでも安心して一緒に暮らしたい」「動物との生活を諦めたくない」、そんな職員の声を受けて、川崎幸病院ではペットとの暮らしを全力でサポートする制度づくりを進めてきました。
■主な取り組み(※一部準備中)
ペット可の看護師寮:
動物と一緒に安心して暮らせる住環境を用意
提携先施設の充実:
近隣の動物病院・ドックラン施設と提携。看護師寮からも通えるエリアでいざという時にも安心
ペットケア休暇:
大切な家族との別れや介護にも寄り添いを
ペットコミュニティの形成:
職員間での交流・情報交換の場を提供
「ペット相談室」設置:
暮らしや制度に関する悩みを気軽に相談可能
■動物を愛する職員が、自らの手でつくる制度
このプロジェクトは、ペットとの暮らしを願っていた職員らが主導となって、現場のリアルな声を反映しながら制度設計を進めています。例えば看護師寮でペットを飼いたいという声に応え、ペットが飼える寮の準備をしたり、ペットが亡くなった際にお休みをしたいという声にはペットケア休暇の制度を設けました。
「看護師たちが本当に欲しい制度を、自分たちで提案し実現していく」、それが本プロジェクトの特徴です。
「もともと実家で猫とフェレットを飼っており、急性期病院で看護師として慌ただしい毎日を送るなかですが、自分も動物と暮らしたいという気持ちがずっとありました。
しかし寮では猫を飼うことができず、病院から離れた場所には住めない。急な呼び出しに備えて、通勤の利便性を優先するしかなく、「今は難しいかな」とあきらめていました。
そんな中で、病院が新たに“ペットと暮らす生活”をサポートする制度を立ち上げてくれて、ペット可の寮まで用意してくれると知り、迷うことなく手を挙げました。
動物とともに過ごす時間は、忙しい日々の中で、ほっと心がゆるむ大切なひとときです。癒しや励ましをくれるその存在が、私の看護師としての日常を、そっと支えてくれています。」
「川崎幸病院では2025年より『ペットと暮らす看護師さん』プロジェクトをスタートさせました。ペットを愛する職員が主導するこのプロジェクトは《看護の最前線で頑張るあなたに、ペットと過ごす最高の暮らしを》をコンセプトに、看護師が安心してペットと暮らせる環境を提供します。今後も順次整備し、さらに良い環境を目指しています。
実はかく言う私も小さい頃から犬が大好きで、犬と暮らしていました。看護師は激務です。でも、自宅に帰れば何も考えずにただただ喜んで迎えてくれる動物は最高のパートナーです。
川崎幸病院は「ペットと暮らす看護師さん」を病院として支援しています。」

川崎幸病院
【川崎幸病院】名称 :社会医療法人財団石心会 川崎幸病院
住所 :〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町31番地27
病院長:山本晋
病床数:326床
川崎幸病院は、24時間365日「断らない医療」を理念に掲げ、地域に密着した高度急性期病院として機能しています。医療機関として地域のニーズに応えていく一方で、その現場の第一線で働く職員の働きやすさ、やりがい、そして“暮らし”を大切にした環境づくりにも力を入れています。
「人にも動物にもやさしい病院」であり続けるため、今後も制度の充実を図ってまいります。
■川崎幸病院 看護部サイト『ペットと暮らす看護師さん』専用ページ
■川崎幸病院 看護部サイト
■川崎幸病院 看護部公式Instagram
■川崎幸病院 ホームページ
【本リリースに関するお問い合わせ先】
社会医療法人財団石心会 法人事務局 広報部 鍋嶌(なべしま)
メール:media@saiwaihp.jp
電話:044-381-3373