令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
本市では、このたび、団体や個人から寄附いただいた能登半島地震被災者支援等の寄附金の一部を活用し、学校給食で能登の食材を使用することで、復興支援を実施します。
7月から能登スイカやおばば味噌などを順次、市立小学校の自校献立※で使用するほか、11月ごろにはすべての市立小学校、中学校、特別支援学校(全171校)の統一献立で、能登白ネギを使用した給食の提供を検討しています。
給食を通して能登の食材や地域の食文化、農業への理解といった子どもたちの食育を推進するとともに、能登地域への理解を深め、被災地支援につなげていきます。
※自校献立とは、市立小学校において年2回、学校独自の献立により提供する給食です。
(1)能登スイカ
能登の砂丘地や赤土の畑で育てられ、シャリシャリとした食感と強い甘みが特徴です。
(2)おばば味噌
石川県七尾市中島町上畠の農家のお母さんたちが共同で作り始めた味噌を商品化したもので、
麹歩合※が高く、甘い香りが特徴です。
※麹歩合とは、大豆に対する麹の割合です。
(3)メークイン
能登島の赤土で育てられたじゃがいもです。なめらかな食感と煮崩れしにくいのが特徴です。

能登スイカ

おばば味噌

メークイン
※9月以降、使用する食材については、時期に合わせて変更となります。
市立小学校の自校献立で使用します。

※能登食材の使用を希望する小学校において、順次自校献立で提供していく他、11月頃には中学校、
特別支援学校も含めた市内全校で、能登白ネギを使った学校給食の提供を検討しています。
※取材の御希望は、問合せ先まで御相談ください。
川崎市教育委員会事務局健康給食推進室 片山
電話 044-200-1309