2025年5月26日Nobest IoTリリース
環境系ITスタートアップ企業・株式会社Nobest(代表取締役CEO石井宏一良、2022年4月22日「地球の日」設立)は、「技術を使って人も自然も救う」をミッションに、再エネ分野での社会課題に挑んでいます。神奈川県のアクセラレータープログラムKSAPおよびBAKに採択され、実証実験(PoC)を実施。ライフタイムベンチャーズからの出資を受け、2025年5月26日、太陽光発電設備向けの遠隔監視サービス「Nobest IoT」の提供を開始します。
本サービスにはAI・IoT・量子コンピュータ技術が組み込まれており、再エネ発電の効率化と可視化を実現。以下の機能を備えています
・【特許技術】天気予報+発電結果の連動
・【業界初】複数発電所を一元管理
・【保守管理の手間軽減】設備登録でパートナー連携強化
・【無料サービス】誰でも使える発電量予測
Nobest IoTの特徴
【特許技術】天気予報+結果と連動
【課題】
太陽光発電設備の異常には様々なケースがあり、異常状態が発生する都度、メンテナンス会社が現地調査を行い、そこで異常原因を確定させ、故障原因の改修工事を行うため、ダウンタイムが長時間になるケースもあり、発電事業者にとっては経済的なでリスクが存在している。また、「ブレーカーが落ちていただけ」といったケースでも現地調査が行われるまでは発電設備が停止してしまっていたため、発電事業者、メンテナンス事業者の双方にとって、不要なダウンタイムが発生してしまっている。
【解決】
Nobest IoTは、パワコンや発電パネルなど、様々な設備にセンサー(Nobest Clamp)を設置することが可能となっており、基本サービスではパワコン4台まで対応しており、増設が可能。また、直流タイプの子機をご利用いただくことで、太陽光パネルごとやストリングス単位での直流電流の異常を監視することも可能になります。その結果、異常時に故障の原因の特定がスムーズにでき、ダウンタイムを短縮することができます。さらに、気象庁の許可をとり気象情報を連携しているので、雪や雷の影響などもシステムに反映しているので、発電量が低下している原因等も詳細に把握することができ、異常時の対処もスムーズな一時対応が可能となる。
サービス構成図(単体発電所)
【特許】Nobest IoTには弊社が取得した特許技術(CAEOS)が搭載されており、日本国内の天気情報(晴れ、雨、雪、雷、風速、地震など)が情報として入っているため、天気状況による発電量の減少等も詳細に把握することができる。
特許技術
【業界初】複数発電所を一元管理
【課題】
1994年:「住宅用太陽光発電導入促進事業」がスタートし、2012年の再エネ特措法で「固定価格買取制度(FIT)」がスタートしたことにより、太陽光発電は爆発的な成長を遂げてきました。この市場拡大の流れの中で、複数の発電所を保有する事業者や、メンテナンス等を行う事業者にとって、発電所ごとの遠隔監視が必要な状況に至っています。また、年代ごとにトレンドのあるシステムも存在しているので、発電所ごとに監視システムが異なっているというケースも多く存在し、遠隔監視体制が発電所数に比例した労働集約方作業になっております。リサーチ先企業では、1500ヶ所の管理を2名体制で行っており、月間100万円以上の管理コストがかかっているケースもある。
【解決】
Nobest IoTは複数の発電所を一元管理できるシステムになっており、24時間体制で監視するので、複数の発電所を担当者1名で監視することが可能となります。
サービス構成図(複数発電所)
【保守管理の手間軽減】設備登録でパートナーとの連携強化
【課題】
太陽光発電所は、発電所のオーナー、管理会社、施工や改修を行う電気工事事業者と様々な会社や人が関わって事業運営されています。管理会社が発電所の異常を察知しても、この異常に対応するのは電気工事会社になるケースも多く、その都度、施工図面や配電図等を共有しながら異常の対応を行い、故障原因を突き止めて対応する体制になっています。
【解決】
Nobest IoTに連携したNobest Tagを各設備に設置し、設備情報を管理することで、設備の詳細を管理することができ、異常が発生した際に現場調査を行う電気工事事業者は、スマホにNobest Tagをかざすことで、必要な情報を取得することが可能となり、情報共有のストレスを0にすることが可能となります。
Nobest IoTシステム構成図 ※Nobest Cameraは現在開発中です。
Nobest IoT Tagのサービス比較
【無料サービス】誰でも簡単に使用できる発電量予測
【課題】
太陽光発電を検討する際に、設置を想定してる場所において「どのくらい発電するのか?」という情報が必ず必要になります。現在は、営業会社や施工事業者が現地調査を行い、屋根のサイズや傾き、方角などを精査して発電量の予測を立て、その日照量から発電量を予測して、設備費用の回収期間等をクライアントに提案しています。
【解決】
Nobest IoTの「発電量予測」機能を利用は、指定した住所地の屋部分をクリックするだけで発電量の予測が瞬時に可能になります。売電プランや自家消費プランを選択することも可能で、検証結果には、その地域での補助金情報なども情報提供されます。
※無料登録の場合一部機能が表示されません。
誰でも無料で利用できる発電予測
機能説明
Nobest IoT機能詳細
今後のシステムの拡張
・カメラセンサーによる盗難対策(試作機開発中)
・電流以外のセンサーによる水力・風力発電監視
・出力抑制機能
・自家消費方に対する「発電」「蓄電」「消費」の総合管理
Nobest IoTのご利用方法
1)https://nobest-iot.net/にアクセス
※弊社WEBサイト(https://nobest.jp/)からもアクセス可能です。
2)ID/PWを登録
3)ご利用いただくサービスによってFree、スタンダード(お勧め)、プロ、エンタープライズの4プランがございます。
Nobest IoT 価格表
Nobest概要
当社は、「環境一番でもなく、人間一番でもない、最適解を求め、持続可能な温暖化解決を目指す。」という想いが社名こめて、2022年4月22日(地球の日)に設立した環境系ITスタートアップ企業です。
「技術を使って人も自然も救う」というミッションを掲げ、AI、量子計算、IoT技術を活用したゼロエミの完全体である「電気を買わない家」の実現を目指しております。
代表の石井が東北震災被災者でもあることから、電気を買わない家を実現するにあたり、クリーンエネルギーを活用するだけではなく、災害時にも対応した「安心で安全な家」にしなければならないという考えで、電気設備のゆりかごから墓場までを管理するサービスを開発しています。
社名:株式会社Nobest(ノベスト)
代表:石井宏一良(Ishii Kouichirou)
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子東2-895-33
WEB:https://nobest.jp/
設立:2022年4月22日(地球の日)
資本金:500万円
特許:第6995402号
許可:天気予報業務許可第232号
問合せ:info@nobest.jp
沿革
2021年11月:相関性検証システム【CAEOS】特許取得
2022年4月:株式会社Nobest設立
2022年7月:キャンプ場情報サイト【ぶきこ】開設
2023年10月:神奈川県アクセラレータープログラム【KSAP】採択
2024年10月:神奈川県アクセラレータープログラム【BAK】採択
2025年1月:シードラウンドでLtV(ライフタイムエンチャーズ)から資金調達
代表取締役CEO 石井宏一良 経歴
代表取締役CEO 石井宏一良
添付資料
・事業概要書
・代表画像
・商品画像
報道窓口
担当:渡辺一正(わたなべかずまさ)
連絡先:k.watanabe@nobest.jp