株式会社LEXAR(代表取締役社長:松村覚、以下「LEXAR」)は、自社SaaSである「XERV」を活用してシステム企画開発における上流工程(所謂、要件定義や基本設計)の工数を最大8割削減できるコンサルティングサービスの提供を開始したことをお知らせします。
■背景
1.真因
ユーザー企業が把握すべきシステムに関する仕様定義は、これまで統合的に構造化・可視化されてきませんでした。その影響は大きく、未だに所謂上流工程は非科学的なアプローチで作業が進められています。日本のDXの遅れや2025年の崖など多くのDXにブレーキをかける真因となっているのは、この非科学的なアプローチであり、これが上流工程の生産性の低さを生んでいます。
2.要因
こうなってしまった要因としては、システム企画開発における上流工程、とりわけ業務フローがEXCELによるフロー作成やツールによるお絵描き主体で、紙文化をそのままデジタル化するプロセスになっているからです。このようなプロセスだと、仕様情報を十分に構造化出来ず、仕様と仕様との関係を正しく関連付け出来ないため、論理的整合性を保った状態を構築・維持することは困難を極めます。
■XERVについて
このような問題を解決するため、LEXARでは、これまでに大規模システムマネージメント経験を生かして2018年から研究を開始、2021年から開発を開始して業務・システム・データ仕様を統合的に構造化・可視化できるXERVの提供を開始しました。XERVは、あらゆるシステムの外部仕様を正確に定義出来、登録はAIにより90%の作業を自動化しています。
XERVは思いつきで作られたものではなく、仕様の数理モデル化を基礎とした科学的イノベーションです。
XERVのHP:https://www.lxr-j.com/xerv
■LEXARについて
LEXARは大手SIerの管理職だった代表の松村が2016年に創業した会社です。LEXARは大手企業向けのコンサルティングサービスを2016年から一貫して提供しており、これまで公官庁・大手製造業・大手保険業など多くのお客様にコンサルティングサービスを提供してきました。加えて、大手コンサルティングファームとの協業も多く経験してまいりました。
LEXARのHP:https://www.lxr-j.com/
■効果について
削減効果は、LEXARでサンプルとなる中規模システムを想定し、これまでの手法で対応した工数とXERVを活用した場合で工数の比較を行ったものです。極力公正な比較となるように、細かく定義し、変わる点と変わらない点を明確にしています。これによると、一般的なシステムでは50%の工数削減、もともとXERVで仕様管理されていれば80%削減されるという試算結果が出ています。
また、XERVの効果は工数削減だけではなく、業務(仕様)改善点を科学的(論理的)に導出出来たり、会社全体の仕様管理を行えば、DX施策の立案がしやすくなる、またITスキルに依存せずに従業全員でDXに関して議論出来るなど、様々な効果が期待出来ます。
■提供サービスについて
サービス提供内容については、お問い合わせください。
問い合わせ先:contact@lxr-j.com