プレスリリース

児童養護施設の子どもの自立につながる「ことば」の力を育む「ことばキャンプ(R)」が東急子ども応援プログラムに採択

リリース発行企業:特定非営利活動法人JAMネットワーク

情報提供:




特定非営利活動法人JAMネットワーク(神奈川県横浜市、代表:村上好)が行う、児童養護施設の子どもたちの人生の可能性を広げるコミュニケーション力育成プログラム「ことばキャンプ(R)」が、2025年度 東急子ども応援プログラムの助成活動として採択されました。
■事業の社会的意義と特徴
児童養護施設を退所した後、親からの支援を受けられない子どもたちが直面する最大の課題の一つが、社会での人間関係の構築です。「ことばキャンプ」は、自分の想いを適切に表現し、また他者の声に耳を傾ける力を育むことで、子どもたちの自立をサポートするプログラムです。
■助成事業の概要
・活動名:児童養護施設の子ども達が自立する為のコミュ力向上プロジェクト
・実施地域:東急線沿線にある児童養護施設
・助成金額:960,000円
・活動内容:
◇ことばの7つの力(度胸力・論理力・理解力・応答力・語彙力・説得力・プレゼン力)を育成する独自開発プログラム「ことばキャンプ」の実施による子どもたちの自己表現力と対人関係構築力の向上を支援
◇施設職員への研修およびフォローアップ支援により日々の養育の中で子どもたちが自分のペースでコミュニケーション力を向上できる環境を整備
■期待される成果
子どもたちは本プログラムを通じて、自分の考えを適切に表現し、相手の話を理解する力を養います。これらのスキルは、進学・就職の面接や、職場での人間関係づくりなど、社会に出た後の具体的な場面で活かすことができます。また、施設職員への研修により、日常生活の中で子どもたちの成長を継続的にサポートできる体制が整い、より多くの子どもたちが自信を持って社会に羽ばたくことが可能となります。
■採択委員からの推薦理由
・児童養護施設の子どもたちおよび職員に「ことば」を大事にするコミュニケーション力を強化するという主旨は、とても大切です。
・児童養護施設の子どもたちが施設を出た後、自己肯定感を持って、人や社会の中でコミュニケーション力を発揮できるようにするための取り組みを推進しています。施設相互の連携やノウハウの共有に限界があるという現状を踏まえて、地道に対象施設を定めながら、当該施設の職員にも研修を実施することで施設全体の底上げを図る活動は、現実的かつ堅実な印象を受けました。
■JAMネットワークについて
2003年の設立以来、「どんな環境に生まれた子どもも自分の未来を自分で描ける」という理念のもと、独自開発の「ことばキャンプ(R)」を通じて、のべ140施設・1050人の子ども・3500人の職員に支援を提供してきました。全国約600か所の児童養護施設すべてで「ことばキャンプ(R)」メソッドが養育に活用されることを目指しています。

■お問い合わせ先
NPO法人JAMネットワーク
住所:〒231-0002 横浜市中区海岸通4-21倉田ビル702
メール:kotobacamp.jamnetwork@gmail.com
URL:https://www.jam-network.net/

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