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久木中出身の陸上2選手、リレーで全国2位 逗子市長へ報告

久木中学出身の田島連さん、安川潤也さんが桐ケ谷覚逗子市長と

久木中学出身の田島連さん、安川潤也さんが桐ケ谷覚逗子市長と

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 逗子市立久木中学出身で相洋高校(小田原市)3年の安川潤也さん、田島連さんが全国高校総合体育大会(以下、インターハイ)の4×400メートルリレーで銀メダル獲得したことを報告するため、8月22日、桐ケ谷覚逗子市長を表敬訪問した。

銀メダルに輝いた相洋高チーム。(左から)安川さん、田島さん。(提供=okabenさん)

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 7月29日、広島広域公園陸上競技場で行われたインターハイの男子4×400メートルリレーで洛南高校(京都)が3分7秒25の高校新記録で優勝。1走に安川さん、2走に田島さんという相洋高も3分7秒40と、高校記録(3分7秒81)を上回り、銀メダルとなった。

 2人は久木小学校1、2年生の時に小学生の陸上クラブチーム「逗子文十郎’S」に入り、久木中学でも陸上部で走り続け、学校の体育祭では2人のバトンリレーが群を抜いていたという。

 得意とする800メートルの出場より、リレーでの優勝に懸けて臨んだ安川さんは「田島へのバトンリレーは安心感があった」と振り返り、「(走り終えて)抜けるかと思って4走を見守ったが2着でのゴールだった。新記録だということは後から知った」と記録よりも2位という結果に悔しさをにじませる。

 市長に「どんな練習がきついか」と聞かれ、「合宿で、外の練習後に、室内でバイクをこぐメニューが何よりきつかった」という田島さんは「小さい頃から走ることだけを続けてきた。大学でも、まずはインカレ(全国)を目指す」と意気込む。安川さんも大学で陸上を続ける。

 表敬訪問に付き添った父親2人も「息子たちのおかげで陸上マニアになった」「小学生の時からバトンリレーをしてきた2人が全国の舞台でもそのバトンリレーを見せてくれて親としては誇らしかった」と、それぞれ目を細める。

 桐ケ谷覚市長は2人の足に触れ、そのたくましさを実感。「中学へも顔を出して後輩を励ましてあげてほしい。大学でも大いに活躍し、また素晴らしい結果を報告に来てもらえたら」とエールを送った。

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