
葉山の屋台型移動販売「コニーのチョコバナナ」がキッチントレーラーを導入し、7月7日に初出動した。秋のグランドオープンに向け、準備を進めている。
2022年7月30日、自作の屋台で小西毅さんが始めたチョコバナナは帽子や傘、顔などを付けた表情の豊かさが特徴。昨年3月にはチョコバナナで笑顔を増やしたいと、「日本チョコバナナ協会」を立ち上げ、会長に就いた。
他人がやっていないことをやりたいと言う小西さんは「昨年、今まで見たことないような丸い屋根のキッチントレーラーを知り、取り入れてみたいと思った」と振り返る。4月に上海から海を渡り、6月5日、自宅に到着した。「5月2日の『コニーの日』にお披露目と思っていたが、この半年、初めてのことばかりで、予想以上に時間がかかった」という。
トレーラーは自家用車でけん引するがナンバーが必要で、語呂合わせで「バナナ王」(8770)を取得。「屋台だと、会場に着いて準備に約30分はかかる。設(しつら)えのものの出し入れをしなくていいので助かる」と小西さん。
自宅の駐車場に置いてあるため、地域の皆さんの交流の場にと、毎週水曜日は「チョコバナナウェンズデー」として14時~18時のみ営業する。販売はアイスチョコバナナのみで、ローカルプライスは300円。
秋には真っ白なボディーにラッピングする。完成後、改めてグランドオープンとなるが、今夏もイベントへの出店が控える。
同協会では「夏の思い出とチョコバナナ」をテーマに、自慢の手作りチョコバナナの写真を募集している。8月24日まで。