逗子海岸花火大会が5月30日、台風1号の影響が心配される中、予定通り開催された。
逗子海岸花火大会で砂浜を埋め尽くす人(提供=ホワイティさん)
木曜日開催にもかかわらず、前日から砂浜に場所取りのシートが敷かれるなど期待の大きい同大会は67回目を迎え、逗子最大のイベントとなっている。
19時30分、オープニング花火では特別協賛の「コロワイド」の文字が出現し、会場から「おー」という歓声が上がった。続いて、申込制のメッセージ花火が例年より多く、21団体・個人の思いをのせて打ち上げられた。
ラストは同地で「甘太郎」として創業したコロワイドが提供する「ドリーム花火」。ゴジラのメインテーマやAdo、米津玄師のヒット曲などと花火が競演。サザンオールスターズの「いとしのエリー」ではラブの歌詞に合わせハートマークが、笑顔に合わせてニコちゃんマークが打ち上がった。
同日10時からはシティ&ビーチクリーン「530ごみゼロアクション」が行われた。約50人が参加し、JR逗子駅前から逗子海岸までのごみを拾い、約30キロを回収した。共同代表の田中尚武さんは「たばこの吸い殻は目立ったが、ごみは少なかった。花火大会開催の日に合わせて行えてこの活動をアピールできたのでは」と話す。
花火大会開催後、翌日までXでは「逗子の花火大会」が季節の行事としてトレンド入りした。