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平和を願い自転車でレバノンを駆け抜けた世界の女性たち 逗子在住2人が報告会

日本から参加した3人。当日は逗子在住の国府田さん(左)とディクソンさん(右)が登壇する。中央は吉岡愛さん

日本から参加した3人。当日は逗子在住の国府田さん(左)とディクソンさん(右)が登壇する。中央は吉岡愛さん

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 会員制コワーキングスペース「Coworker's Kitchen(コワーカーズ キッチン)」(逗子市逗子1)で1月28日、トークサロン「~レバノンを16カ国120人の女性が自転車で駆け抜けた!~参加者2人を囲んで」が開かれる。主催は、カーフリーデーやツール・ド・逗子などのイベントを通し自転車の魅力を伝え自動車に頼らない生活などを呼び掛けている逗子の市民活動団体「歩行者と自転車の町を考える会」。

レバノン国内を自転車で駆け抜ける女性たち。世界16カ国から120人が参加した(写真:Follow the Women)

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 世界中から集まった女性が暴力の終焉(しゅうえん)と平和を願いながら中東を自転車で走りメッセージを発信する「Follow the Women」。過去にはノーベル平和賞にもノミネートされたことがあるサイクリングイベントで、2017年10月にレバノンで行われた前回は世界16カ国120人の女性が参加し、日本人3人のうち2人が逗子在住だった。

 同トークサロンで登壇するのはディクソン江梨さんと国府田早織さん。ディクソンさんは2009年に自転車で3カ月間インド、ネパール、バングラデシュを走ったことがきっかけで、翌年日本で設立された一般社団法人コグウェイのメンバーとなった。同団体の主催で国内外から参加者を募って四国を走る「コグウェイ四国」の運営に携わった際に「Follow the Women」創設者の英国人デッタ・レーガンさんと出会い、その後レバノンのイベントに日本人を誘致したいと依頼される。ディクソンさんは、インバウンド旅行者向けのサイクリングガイドとして働き、日本中を行脚する生活を送っていた友人の国府田さんを誘って自らも参加した。

 出発前には「レバノンで自転車に乗ることができるのかと心配してくれる人が多かった」というディクソンさん。当日は「そもそもどんな国なのか、120名の女性が世界から集まるとはどういうことなのか」などを話したいという。当日はレバノンで2人が大好きになったというスパイス「ザータル」やレバノンワインなども提供する。

 デッタさんは参加者が自国に戻って平和についてアピールすることが重要と呼び掛けていた。地元の逗子でその機会ができてうれしい」とイベントに期待を膨らませる。

 開催時間は19時~21時。参加費2,000円(ドリンクと軽食付き)。申し込み方法や詳細はフェイスブックイベントページで確認できる。

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