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逗子のおでん酒場「あっかんべー」がアウトドアカレー王決定戦に参戦

「あっかんべー」の神戸悠太さん(左)と岡村昭宏さん(右)が同3位だった小雀陣二さん(真ん中)と(提供=神戸悠太さん)

「あっかんべー」の神戸悠太さん(左)と岡村昭宏さん(右)が同3位だった小雀陣二さん(真ん中)と(提供=神戸悠太さん)

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 逗子の「おでん酒場 あっかんべー」(逗子市逗子5)が8月6日、静岡県のキャンプ場「ふもとっぱら」(富士宮市)で開催されたアウトドアフリーマガジン「フィールドライフ」のスピンオフ企画「アウトドアカレー王決定戦」に初参戦した。

静岡県のキャンプ場「ふもとっぱら」でアウトドアカレー王決定戦に参戦中(提供=神戸悠太さん)

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 コロナ禍を経て4年ぶり9回目の開催となった同企画はキャンプ料理の腕自慢がカレー作りの腕前を競い合うというもの。初参加となった「あっかんベー」の店主、神戸悠太さんは「この企画のディレクターさんがよく店に来られ、以前から誘われていたのでずっと気になっていて」と話す。

 制限時間2時間以内に12インチのダッチオーブンでカレーと、サイドメニュー最低1品を作り、審査委員4人と一般審査員50人が試食し、投票形式でジャッジする。食材の予算は1万円。

 参加チームは過去3連覇を達成した実力派など5組。神戸さんは店のスタッフ、岡村昭宏さんとともにおでんを具材にしたカレーを2時間ぎりぎりまで使って仕上げた。仕込みの水は会場近くの「陣馬の滝」の湧水を使った。「まかないでカレーを作ることも多いが、ここではキャンプで楽しめるようなカレーを作ろうと思った」と神戸さん。

 サイドメニューも静岡名物黒はんぺんでポテトサラダを作ったり、ちくわぶをチュロスにしたり楽しくて簡単なメニューにした。 

 審査のポイントは3つ。おいしさ、これならできる度(自分でもできそう、自分のキャンプ料理のレシピに応用できる手軽さなど)、アウトドア度(レストランや家庭のカレーにはない、焚き火や炭火、ダッチオーブンなどを用いたキャンプならではのワイルドな調理法)。一般審査員は自分好みかどうかが判断基準になる。

 審査の結果、神戸さんチームは3位。「びっくりおどろきカレーで賞」を受賞した。同点3位だった小雀陣二さんと賞品の放牧豚ヒレ肉1kgは等分にしたという。「たき火料理界で有名な小雀さんと同点ということでうれしかった。たまには県外に出て、いろいろな人と交流でき、いい刺激になる。楽しかった」と笑顔を見せた。

 当日の様子や参加チームのレシピは「フィールドライフ 2023年秋号」(12月末配本)に掲載される。

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