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葉山マリーナでサステナブルイベント ゴールドウインと上智大ゼミが共同で

ゴールドウイン主催の子ども向けワークショップ。上智大学大学院地球環境学研究科ゼミ生が協力

ゴールドウイン主催の子ども向けワークショップ。上智大学大学院地球環境学研究科ゼミ生が協力

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 「サステナブルイベント@葉山マリーナ」が7月15日、葉山マリーナ(葉山町堀内)で開催され、子ども向けワークショップには小学生約20人が参加した。ゴールドウイン(東京都渋谷区)主催。上智大学大学院地球環境学研究科(東京都千代田区)協力。

ハーバーに設置している海洋浮遊ごみ回収機「シービン」を見学

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 同マリーナに「ヘリーハンセン」「ザ・ノース・フェイス」を出店しているゴールドウインは3月に葉山町、葉山マリーナと3者が持つ資源を相互に連携し、「町民の生活の質の向上」「地域活性化」を目的に包括協定を結んだ。その一環で、葉山の海と自然環境をテーマにした今回のイベントを企画した。

 集合した小学生たちはまず、昨年11月からマリーナのハーバーに設置されている海洋浮遊ごみ回収機「シービン」を見学。その後、上智大学の織朱實教授のゼミ生8人が海洋プラスチックについて写真を使って説明。リサイクルやアップサイクルできることを紹介後、キラキラしている海洋プラスチックを使い、紙コップなどで「万華鏡」作りを指導。

 後半は、日本のプラスチックごみの量やリサイクルの割合などをクイズで出題し、ゼミ生が事前に取材した同町役場や「葉山うみのホテル」のサステナブルな取り組みを紹介した。同ホテルでは5月から各部屋に入れていたペットボトルをなくし、ウオーターサーバーを設置。アメニティーも、以前は各部屋に設置していたが、現在は共有スペースにコーナーを設けて置いている。

 午後は織教授が大人向けに、海と環境を考える講座を開いた。

 終了後、ゼミ生からは「大学ではインプットすることばかりなので、このワークショップのおかげでアウトプットでき、子どもたちに伝えられて良かった」「都内の大学なので、実際に海に来て、町の取り組みにも触れることができ、海洋プラスチックについて実感できた」などの声が聞かれた。

 今回、同大学院と取り組んだゴールドウインブランド、ヘリーハンセンマーケティンググループの高橋尚頌さんによると「今後も織教授ゼミとはフィールドを広げてサステナブルイベントを続けていきたいと話している」という。

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