見る・遊ぶ

葉山町福祉文化会館で年間通しての映画上映会 町内で楽しめる場作り

映画のポスターを手に来場を呼びかける福祉文化会館の鹿島正館長と職員の石田かおりさん

映画のポスターを手に来場を呼びかける福祉文化会館の鹿島正館長と職員の石田かおりさん

  • 19

  •  

 葉山町福祉文化会館(葉山町堀内)が映画上映会「ふくぶんファミリーシネマ」の1回目作品として8月28日、映画「さよなら、ティラノ」(製作=手塚プロダクション)を上映する。

映画の案内

[広告]

 館長の鹿島正さんは「新型コロナウイルスが流行してから会館でもイベントができない状況が続き、町民の皆さんが町内で身近に楽しんでもらえるものはないかと2年前からいろいろ考えていた。葉山には映画館もなく、映像文化に親しむ機会が少ないので、映画上映会を始めてみようということになった」と話す。年間を通して、大人向け、子ども向け、家族向けなど幅広い年齢層にさまざまなジャンルの映画を提供していくという。1日に2、3回、上映する。

 1回目は夏休み期間に当たるためにアニメ作品「さよなら、ティラノ」を選んだ。2回目は9月10日に「おらおらでひとりいぐも」、3回目は10月29日にカンヌ国際映画祭脚本賞ほかを受賞した「ドライブ・マイ・カー」を上映予定。その後も1、2カ月に1回、開催する。

 同館職員の石田かおりさんは「『ドライブ・マイ・カー』は180分という長編作品なので、途中に休憩時間を入れるなど、会館ならではの配慮もする。文化会館は音響の良さもあり、大きなスクリーンで楽しんでもらいたい」と呼びかける。

 入場料は3歳以上=1,000円。町民に限り、「広報はやま」に毎月掲載される割引券を利用できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース