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「葉山町駅伝」申し込み開始迫る 「誰でもが楽しく参加」を大切に

昨年の第40回葉山駅伝の様子(提供=三浦郡葉山町陸上競技協会)

昨年の第40回葉山駅伝の様子(提供=三浦郡葉山町陸上競技協会)

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 41回目を迎える「葉山町民駅伝大会(以下、葉山駅伝)」(12月14日開催)の申し込みが10月11日に始まる。主催は三浦郡葉山町陸上競技協会。

第40回葉山駅伝で白バイが先導する様子(提供=三浦郡葉山町陸上競技協会)

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 同駅伝は葉山中学校(葉山町堀内)を会場にしていたが、東伏見台の急坂がコースに含まれることもあり、平たんなコースを求め、2008(平成20)年、現在の一色小学校(一色)に会場を変更した。「誰でも参加でき、ランナーだけでなくスタッフも応援者もみんなが楽しめる町民駅伝」を目指している。

 コースは一色小学校をスタート・ゴールに、住宅街を抜け、主馬寮(しゅめりょう)公園までの公道となる。1部は5区間9.9キロで、種目は小学生総合(4年生以上)・小学生女子(4年生以上)、ファミリー(3年生以上)、一般女子(高校生以上)、2部は5区間11.4キロで、種目は一般総合、中学生総合、中学生女子。

 第1回の参加は37チームだったが、2020年の大会では過去最高の136チームとなり、昨年も募集要項には100チームとしているが133チームが参加した。

 1回目から実行委員長を務める町陸上競技協会副会長の中川六郎さんは「ルール上は時間制限も設けているが、ゴールまで走り切ることはできる。だが公道を使わせてもらっていることもあり、今年は一般女子を2部から距離の短い1部に変えた。大会後に必ず反省会を行い、スタッフやボランティアの皆さんの意見を聞き、改善できることは良い方向に変えている」と話す。駐輪場も校庭内に設けていたが、今回は校庭外に変更。校庭から出入りする際にランナーと交錯してしまう危険が見受けられるためだという。

 新しく会場内役員ボランティアにキャップを準備する。中川さんは「私のイメージは実はロイヤルブルーに金文字だったが、担当者の案は色も控えめで、普段使いのできるデザインだった。一瞬戸惑ったが、大会以外でもかぶってもらえ、駅伝の宣伝になるかも」と期待する。

 同駅伝の名物の一つは約100店の協賛店名が書き込まれたプログラム。毎年各店舗を回って依頼する。今年も閉店などで協賛を下りたのは4店のみ。開催を楽しみにしてくれている店が多く、「新しく応援したいという連絡もある」という。

 中川さんは「開催するためには大変なこともあるが、自分が楽しいから続いていると思っている。みんながニコニコして、互いに手を貸したり借りたりしながら楽しくなる状態を作ることが楽しい」と力を込める。

 参加費は、小中学生・ファミリーチーム=4,000円、一般総合・一般女子=6,000円。申し込みは10月17日まで。先着順ではない。

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