暮らす・働く

逗子の新コワーキングスペース 愛称は「うみまちBASE逗子」

愛称を発表する逗子市商工会の矢島明副会長

愛称を発表する逗子市商工会の矢島明副会長

  • 2

  •  

 逗子市商工会(逗子市沼間1)が新しく運用する「コワーキングスペース」(逗子市逗子5)の愛称発表とお披露目会が8月5日に行われた。

2階スペース。約55平方メートルで、打ち合わせスペースを備える

[広告]

 同施設は逗子郵便局ほぼ向かいにある同市所有の3階建ての「逗子会館」にあり、コワーキングスペースとなる部屋は遊休公共資産となっていた1階~3階の各1室。1階に「中部地域包括支援センター」「消防団」、2階に「パブリックサービス」が入居している。

 正式名称は「逗子市商工会コワーキングスペース」だが、6月27日から7月28日まで愛称を募集していた。1004件の応募があり、「うみまちBASE逗子」に決定した。応募した逗子市在住の女性で、グラフィックデザイナーのペンネームsora-sodaさんは「『うみまち』は逗子の『海』と仕事を『生み』出すのダブルミーニング。地域に密着し、さまざまな人たちが集い、ここから新たな仕事やプロジェクトが生まれるような『基地』のような場所になればと命名した」という。「1階でドリンクの商品開発ができたらと願い、ドリンク屋に付けたい名前sora-sodaをペンネームにした」とも。

 同会の山上良会長は「県内19の商工会の中で逗子は群を抜いて創業者が多い。創業するあるいは創業したいと思う地域の皆さんと、地域に埋もれた専門スキルを持つリモートワーカーやデジタルノマドの皆さんに仕事と交流の場を提供できたら」とあいさつで述べた。

 「誰かの不得意は誰かの得意」という考えの下、コワーキングスペース、レンタルスペース、シェアオフィスなどとして、創業支援をはじめ、交流会やマッチングなどもできる場所にしていくという。

 9月1日のオープンを前に、8月29日までの平日は「お試し利用」や見学ができる。時間は9時30分~17時。無料。ただし、Wi-Fi設定やエアコンなどについて整備が完了していない部分もあるので確認が必要。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース