見る・遊ぶ

逗子のダンススタジオ、「日本文学」テーマに公演へ 大阪・関西万博でも発信

昨年の作品「THE STAGE~日本むかしばなし」のフィナーレの様子

昨年の作品「THE STAGE~日本むかしばなし」のフィナーレの様子

  • 3

  •  

 逗子のダンススタジオ「Zusi Dance Studio Ales(アレス)」(逗子市逗子5)が7月26日・27日、舞台公演「THE STAGE 日本文学~綴(つづ)られた魂、時を超えて舞う~」を逗子文化プラザなぎさホール(逗子4)で行う。

舞台公演「THE STAGE 日本文学~綴(つづ)られた魂、時を超えて舞う」の案内

[広告]

 公演は、同スタジオ代表で舞台クリエーターの関野早也香さんが毎年テーマを決めて行う、衣装・舞踊・照明・音楽が融合した総合芸術舞台。今年で9回目を迎える。当日は、園児から60代までの約80人が出演。今年は、「舞姫」「羅生門」「銀河鉄道の夜」「こころ」「人間失格」など日本文学をモチーフに構成する。

 関野さんは「作品の文章や背景は、子どもたちにとっては少し難しく感じられるかもしれないが、文章や言葉を正確に理解するのではなく、心で感じることを大切に伝えている。自分たちの生活に置き換えて考えてもらえば自分たちなりに理解して表現できるようになる」と話す。

 今年5月、仏カンヌ国際映画祭の公式レセプションに参加した関野さんは、帯と靴の自身のブランド「Wao bi(ワオビ)」の振り袖ドレスと帯を用いたコレクションを披露した。「海外に行き、より日本文化を発信していきたいと思った」という。

 9月15日には大阪・関西万博会場の屋内パビリオンで、日本演奏家協会・Team EXPO 2025との共創によるステージ演出・プロデュースを担当することも決まっている。「日本文化と現代表現の融合」をテーマに、伝統芸能と舞台アートの融合を世界に向けて発信する。逗子の公演でも大阪・関西万博で予定する演目の一部を披露する。

 開演時間は、26日=15時、27日=11時30分・15時30分。料金は、S席=2,500円、A席=2,000円、B席=1,500円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース