逗子の冬の風物詩・東逗子イルミネーション「光のクリスマス」の点灯式が12月15日に行われた。
シンボルは高さ約14メートルのヒマラヤ杉。JR東逗子駅に隣接する東逗子ふれあい広場のイルミネーションは駅ホームや車内からも鑑賞できる。
同イルミネーションは、地元の商店会と個店が加盟する東逗子地区商工連合会が地域の活性化を目的に2001(平成13)年に取り組み始めた。2009(平成21)年からはステージパフォーマンスや飲食店などが出店するイベントも行っている。
日暮れを待って16時40分、点灯式では、観光協会長やJR東逗子駅長らのあいさつの後、桐ケ谷覚逗子市長のカウントダウンで、約10万個のLEDランプが一斉に点灯した。
同市は広場のある土地を含め、駅前開発を進めているため、桐ケ谷市長は「今年は道路沿いの建物を既に壊したので、ステージからも例年とは違う風景が見える。逗子の一大施設が建つまで、このイベントでも毎年変わっていく様子を見守ってもらえたら」と呼びかけた。
当初から飾り付けに携わってきた商工会副会長・矢島明さんは「今年は家で飾れなくなったので使ってほしいと寄付されたイルミネーションも増えた。施設建設の予定もあるが、来年はまだできそう」と話す。
点灯時間は日没~22時ころ。2025年1月31日まで。