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葉山で初の「SDGsフォーラム」  スローガンは「半径1メートルから実践しよう」

「HAYAMA GLOBAL」の代表、李由紀さん。17の目標が描かれたステッカーを掲示している事務所の前で

「HAYAMA GLOBAL」の代表、李由紀さん。17の目標が描かれたステッカーを掲示している事務所の前で

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 葉山港湾管理事務所会議室で6月17日、「第1回葉山SDGs(持続可能な開発目標)フォーラム」が開催される。

葉山SDGsフォーラムのチラシ

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 主催はSDGs(Sustainable Development Goals)の啓発活動を目的としている「NPO法人 HAYAMA GLOBAL」。スローガンとして「半径1メートルから実践しよう」を掲げている。

 同NPOは、葉山に越して約10年になる李由紀さんが設立。「人生の折り返しに差し掛かり、あらためてどうやって生きていこうかと人生の棚卸しを考えながら、大学で社会デザインを学んでいる中、SDGsと出会った。葉山と世界をつなげるアダプターとしてもSDGsの活動をしていきたいと立ち上げた」と話す。

 SDGsには、2016年に国連が掲げた世界が達成するべき環境や開発に関する17の国際的目標があり、李さんはそれぞれについて町の人々が参加できる具体的なプログラムを考えていくという。そのキックオフとして、フォーラムを開く。
基調講演は、環境省SDGsステークホルダーズ・ミーティングの構成員であり、CEPAジャパン代表の川延昌弘さん。演題は「SDGsで自分を変える、未来が変わる」。
討論会の進行は、NPO法人オーシャンファミリー海洋自然体験センターの理事長、海野義明さんで、パネリストとして山梨崇仁町長や地球環境戦力研究機関の高橋康夫さんなどが登壇する。

 李さんは「SDGsという言葉を意識せずにこの目標に沿った活動をしている人、意識している人が葉山にもたくさんいる。そういう人たちにHAYAMA GLOBALの事務所に来てもらい、未来へ向けて一緒に活動していきたい。思いを可視化して、目標に向けて積極的に行動していくことが大切」と話す。

 開催時間は13時~16時。入場無料。討論会後は情報交換会を行う。参加費は1.000円(軽飲食付き)。問い合わせは、090-2313-5143

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