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逗子・亀岡八幡宮で野外イベント「逗子コミュニティパーク」 新しいステージ出演者も

前回(2017年11月)の会場の様子。夕暮れどき、ワインなどを飲んだり食事をしながらステージを楽しむ来場者(提供=逗子コミュニティパーク実行委員会)

前回(2017年11月)の会場の様子。夕暮れどき、ワインなどを飲んだり食事をしながらステージを楽しむ来場者(提供=逗子コミュニティパーク実行委員会)

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 逗子の亀岡八幡宮で5月19日・20日、野外イベント「第27回逗子コミュニティパーク~大人の休日~」が開催される。

(左から)20日のステージに出演する「村田食堂」の村田哲郎さん、あやこさん。出演を依頼したブッキング・音響担当の実行委員、來島政史さん

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 質の良い食事と音楽を楽しみながら、人と人との出会いを演出し、地域の新たな気づきを発見しようと2004年から始まった同イベント。

 地域食材や自然食材にこだわった飲食をはじめ、ガーデニング、雑貨、アクセサリーなど約20店が出店する。境内にはウッドデッキステージを設置し、さまざまなジャンルの音楽ライブを展開する。

 春と秋の年2回開催している同イベントは、市内外からの来場者も多い。実行委員長の岡田謙一郎さんは「お客さまが楽しんだり、くつろいだりしている様子を見ると手応えを感じる。スタッフが工夫して、毎回少しずつ成長していることが実感できる。地域の方々のご協力をいただきながら、逗子の町でコミュニティーの幅が広がっていくこともうれしい」と話す。

 ステージ担当スタッフの來島政史さんによると、今回の特徴は新しい出店者が増え、ライブ出演者の半分が新しいことだという。來島さんは「毎回来場してくださるお客さんも多いので、なじみのグループと新しいグループのラインアップを春秋バランスよく組み合わせていこうと思っている。気になるグループの情報が入ると実際に聞きに行く」と話す。

 20日に初出演するバンド「村田食堂」メンバーの村田哲郎さんは「昨年、実家のある逗子に戻ってきた。地元でもライブをしたいと思っていたので、小さいころ遊んでいた境内で歌えることができて楽しみ」と話す。哲郎さんと大学時代から一緒に活動しているあやこさんは「駅の近くに住んでいるが、逗子は山も迫っていて昼間でも鳥の声が聞こえる町。そんな心地いい地元と関わりを持てる大きな一歩になりそう」と期待を寄せる。

 同バンドは、戦前のジャズの日本語訳の美しさに注目し、昭和初期に流行したジャズから70年代の日本語ロックなどを中心に演奏している。

 出演はこのほか、恒例の「野外オペラ」をはじめ、スチールパン演奏グループ、中南米音楽研究ユニット、弦楽カルテット、ギター弾き語りなど2日間で14ステージを予定する。

 開催時間は、19日=10時~20時、20日=10時~17時。入場無料。

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