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逗子でトークイベント「海で働く人々」 ライフセーバーと救急医招く

企画進行を担当する「そっか」代表の永井巧さん。逗子海岸で

企画進行を担当する「そっか」代表の永井巧さん。逗子海岸で

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 ワッショイ逗子海岸実行委員会と逗子市観光協会がトークイベント「海で働く人々/海の安全と逗子海岸」を12月5日、逗子文化プラザ市民交流センターで開催する。

ゲストの音野大志さん。ライフガードとしての活動の様子(提供=そっか)

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 逗子海岸は、夏の海水浴場としてだけではなく、年間を通して海上ではウインドサーフィン、ヨット、SUP(Stand Up Paddleboard=スタンドアップパドルボード)、釣り、カヤックなどのマリンスポーツをする人が、浜では、犬の散歩やランニング、フレスコボール、ラジオ体操、撮影などをする人がいる。

 同実行委員会メンバーで、海岸で児童にマリンスポーツなどを教えている永井巧さんは「海での楽しみ方や関わり方は多様でさまざま。そのことをそれぞれが認識していることでお互いがうまく距離を取って行動している。ほかの海岸と比べても、一般に楽しむ人から事業者や漁師、行政のコミュニケーションが良好といえる。このイベントでは海に関わる人、楽しむ人があらためて海の安全について認識し、さらなるコミュニケーションのきっかけになれば」と話す。

 当日は、「ジャパン・ウォーター・パトロール」代表で「沖縄ライフセービング協会」代表理事・「琉球水難救済会」理事の音野大志さんらをゲストに招く。オーストラリアやハワイでの海の安全を通じて地域に根差した活動を経験してきた音野さんには海の安全を地域全体でどうやって守っていくかという参考事例を聞く。「葉山ハートセンター」救急医でサーファーの廣瀬薫さんが、海に関わる上で医学的にリスクのある事故について話す。

 永井さんは「一般の参加者のみなさんとともに逗子海岸に関わるライフセーバー、海の家の関係者、マリンスポーツ事業者との意見交換なども予定している。家族と海に遊びに来る人、夕日を見に散歩に来る人などどなたでも一緒に海の安全について関心を持っていただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は14時~16時15分。参加無料。オンライン参加申し込みは逗子市観光協会で受け付ける。

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