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逗子・葉山の海水浴場も休場に 緊急事態宣言で海の家も休業に

休業の看板を出す逗子海岸の海の家

休業の看板を出す逗子海岸の海の家

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 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発出を受け、逗子市と葉山町の海水浴場が休場を決めた。逗子市では8月2日から、葉山町は8月4日から。

逗子海岸入り口には「休場」を知らせる看板

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 7月30日、国は神奈川県に対し8月2日から31日までを期間とする「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」を発出。県は新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態措置に係る実施方針を示した。休場の判断は、両市町とも方針を受けての対応。休場に伴い「海の家」も終日休業となった。

 8月2日、逗子海岸には休場を知らない海水浴客が訪れていた。市外から来た男女は「知らなかった。本当なのか。シャワーだけでも貸してもらえないか」と戸惑い、女性グループは「海岸も制限されてしまうのか。海に入るのはいいのだろうか」と話していた。

 海の家を経営する男性は「緊急事態宣言が出たら閉じるという約束で始めたので仕方がない。台風が来ないうちに片付けてしまいたい」と、しつらえていた物を次々に片付け始めた。

 両市町とも海岸の利用者ルールは引き続き適用していく。適用の継続により、砂浜での「飲酒」「バーベキュー」「他人を畏怖させる入れ墨・タトゥーの露出」「音楽スピーカー等の使用」は終日禁止のままとなる。逗子市はマナーアップ警備員による警備活動を強化。ルール違反者には退場してもらう。

 海水浴場の開設期間は、逗子市が9月5日まで、葉山町が8月31日までとしていた。

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