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逗子海岸で海開きと安全祈願祭 亀岡八幡宮では例大祭神事

梅雨明けした7月16日、海開きをした逗子海岸で安全祈願

梅雨明けした7月16日、海開きをした逗子海岸で安全祈願

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 逗子海岸営業協同組合が7月16日、海開き式を開催し、桜神宮逗子分社(逗子市桜山6)の神主による安全祈願が行われた。同日、亀岡八幡宮では例大祭の神事が、同神社を管理する八雲神社(鎌倉市大町1)の宮司により社殿で行われた。

亀岡八幡宮の例大祭。社殿で神事を行い、神輿会や囃子保存会の会員、商店街の役員らが集まった

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 例年は6月末に関東で1番早い(一昨年は2番)海開きをしていた逗子海岸だが、昨年は新型コロナウイルスの影響で海水浴場を設置せず、海水浴客の安全のためにライフセーバーのみ配置した。今年、開設することについて、逗子市の担当者は「海水浴場の開設有無に関わらず、昨年より来訪者の増加が予想され、開設しない場合、昨年同様の体制では対応できない可能性がある。海水浴場を開設することで条例やルールに基づき、市が施設管理者として監視員や警備員を配置して、海岸での安全や感染防止対策を、より強く打ち出すことができる」と話す。

 海岸中央の浜で行われた安全祈願には、桐ケ谷覚市長、丸山治章市議会議長、菊池千春逗子海岸営業協同組合理事長をはじめ、ライフセーバー、警察、消防など関係団体らが出席した。菊池さんは「コロナ禍でルールや条例が変わるかもしれないが、それに対応して、この夏が楽しく、笑顔で終われるようにしていきたい」とあいさつした。

 海の家は例年より10軒以上少ない26軒が出店する。石垣島の「沖縄そば」を提供する新しい出店もある。営業時間は原則20時まで。酒類の提供は11時~19時。遊泳時間は17時まで。

 これまで7月15日・16日に例大祭を行ってきた亀岡八幡宮(逗子市逗子)では、昨年と同様、新型コロナウイルスの影響で宮神輿(みこし)や囃子(はやし)の巡幸はやめ、社殿で行う神事のみを行った。氏子世話役、神輿会や囃子保存会の会員、市内6商店街の役員らが、会の法被(はっぴ)を着て集まった。

 30分ほどの神事を境内から静かに見守った商店街の役員たちは「昨年、まさか今年も祭りができないなんて思ってもいなかった。来年はお祭りができることを願いたい」と話す。

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