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葉山一色海水浴場の海の家で「盆栽×サウナ×夕日」 初コラボイベント

サウナブランドTTNEの秋山大輔さん。コンテナ型移動式ビーチサウナの中で

サウナブランドTTNEの秋山大輔さん。コンテナ型移動式ビーチサウナの中で

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 コラボイベント「BONSAI x SAUNA x SUNSET」が8月22日、葉山一色海水浴場の海の家「SAIL HUS(セイルハウス)」(運営=FMG)で行われた。

盆栽アーティスト、平尾成志さんのパフォーマンス

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 一色海水浴場で3回目の夏を迎えたセイルハウスでは、今年のコンセプトに「ストレスフリーなビーチ滞在」を掲げている。事前予約客を対象に、手ぶらで飲食が楽しめる「Table Check Pay オートペイ」など6社のスマホ決済を使えるようにするほか、Wi-Fiフリーなど気軽に滞在できるよう配慮している。

 同施設にはコンテナ型移動式ビーチサウナ(採暖室)も設置。サウナブランド「TTNE(ととのえ)」の秋山大輔さんは「中高校生の頃からサーフィンをしていたので湘南にはよく来ていた。大人になっても都内から来るのは一色海岸」というほど一色が好き。サウナの入り方を教えてくれた松尾大さんと出会い、フィンランドを中心に北欧5カ国11カ所でサウナを体験したという秋山さんは「日本でサウナというと、おじさんのものというイメージが強いが、本来サウナは海や湖の近くにあって、汗をかいた後、水風呂ではなく、海や湖に入る、女性も子どもも利用する、心身ともに整える場所だということが分かった」という。「日本でもビーチカルチャーとして広めたいと考え、北海道の洞爺湖や鎌倉の長谷などにサウナをプロデュースしてきた。海岸でコンテナ型のサウナはここが初めて」と話す。

 盆栽アーティストの平尾成志さんは30カ国以上で盆栽のデモンストレーションやワークショップ、パフォーマンスを行い、盆栽を通じて文化交流を行っている。海の家の前で夕暮れと共にパフォーマンスを始め、日の沈んだ19時過ぎ、高さ1メートル程の盆栽が完成した。平尾さんは「砂浜で行ったのは初めて。足が砂に取られ危なかった」と汗を拭きながら話し、「この盆栽はこれで終わりではない、この新しい形の海の家と一緒に育っていくことを願っている」とメッセージを添えた。

 セイルハウス運営会社「FMG」の藤井翔太さんは「私たちは『場所をつくる会社』。海に来るお客さんの中には泳ぐこと以外を目的に来る人も多い。そういう人たちも楽しんでいただける場所を提供したい」と話す。

 営業時間は9時~21時 (最終入店=20時30分)。8月31日まで。

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